AI開発・運用、AI人材の育成・採用支援サービスを提供する株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀)は、運営する国内最大のデータサイエンスプラットフォーム『SIGNATE』の登録ユーザ数が50,000人を突破したことをお知らせいたします。
『SIGNATE』は《AI/データ分析人材のエンパワー》を目的に、様々な側面から企業・行政機関とのマッチング、そこから生まれる成長及び活躍機会を提供するデータサイエンスプラットフォームです。2018年4月のオープン以来、実社会のデータサイエンス課題に挑戦する「Competition」、データサイエンススキルを学ぶ「Quest」、データサイエンス職への転職を目指す「Delta」、そしてデータサイエンスを学ぶ意欲ある学生のための「Campus」と、サービスの拡大及びプラットフォーム化を続けてまいりました。
産業界におけるDX推進の流れを受け、データサイエンスを学ぶ層が増加
あらゆる産業において、新たなデジタル技術の出現によるゲームチェンジが起ころうとしており、各企業は競争力の維持と強化のためにDXを推進するべく、デジタル部門の設置や社内の人材育成などの取り組みを進めています。
こうした流れを受け、個人レベルでもDXの知識やスキル、とりわけAI・データサイエンスのリテラシー向上を目指す方が増えており、そういった方々の多くが『SIGNATE』に登録してきています。
大学等におけるデータサイエンス教育が進み、学生の登録も急増
国のAI戦略2019において「文理を問わず、全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得する」ことが具体目標として掲げられ、大学等におけるデータサイエンス教育も本格化。多くの大学等で教育プログラムの提供が始まっています。
こうした状況と、企業のデータサイエンス人材ニーズを受け、特に学習意欲の高い学生からの登録者も急増しています。
《SIGNATE》登録ユーザ数推移
なお、登録ユーザの73%が社会人、27%が学生で、出身・在籍大学も約半数が修士以上と、高度な知識・スキルを有した方々にご登録いただいております。
今後は、2023年までに累計会員数100,000人を目指します。
Society 5.0によってもたらされる大きな変化の一つが「個の台頭」です。社会がテクノロジーと共存する中、働き方や雇用条件など個人を取り巻く環境が大きく変わっていきます。『SIGNATE』が目指すのは、データサイエンスを切り口に『個』をエンパワーし、経済活動における個人の活躍を大きく推進するためのプラットフォームです。
年内には新たにデータサイエンス分野の副業マッチングサービス開始も予定しており、より多くの企業と個人が新しい関係でより高い価値を創造するためのサービス開発に努めてまいります。