AI開発・運用、DX人材育成を手掛ける株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀、読み方:シグネイト、以下 SIGNATE)は、東京大学Learn.aiが開講する「実データで学ぶ人工知能講座(AIフロンティアコース)」を、2023年4月より、DX人材育成サービス『SIGNATE Cloud』に実装し、導入を希望する企業への提供を開始しました。
■東京大学Learn.ai「実データで学ぶ人工知能講座」の概要
本講座は、人工知能(AI)分野の人材不足に対応するために、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、東京大学と大阪大学に委託し、開講している講座です。近年話題の深層学習を含む機械学習を取り込みつつ、AI全般を理解し、データの利活用を推進できる人材を育成します。
本講座を受講する方は、人工知能(AI)の基礎、知能表現と論理、探索と推論、学習と認知などの学びを通じて、コンピュータが人間に近い知的な振る舞いをするには、どのようなメカニズムを必要とするのかを理解することを目指します。具体的には、「人工知能基礎」「統計的機械学習」「自然言語処理」「コンピュータビジョン」といったテーマに関して、その理論的背景及びプログラミングによる実践の方法を学習するものです。
【講義内容】
・ 知能とは,不完全性定理,記号接地問題,フレーム問題
・ 機械学習とは,線形回帰,分類モデル
・ リサンプリング法,交差検証,精度評価,正則化
・ 決定木,SVM, 教師なし学習
・ NN, CNN, DNN, BP, 転移学習
・ 強化学習
・ RNN, Encoder-Decoder, Attention
・ サーチ,ゲーム,A*
・ CV・NLP一般
※『SIGNATE Cloud』で提供する東京大学Learn.ai「実データで学ぶ人工知能講座(AIフロンティアコース)」は、オプションでの販売となります。
▼『SIGNATE Cloud』に関するお問い合わせ
https://go.signate.jp/cloud-inquiries
■SIGNATE Cloudについて
『SIGNATE Cloud』は、導入企業350社以上、累計受講者数53,000人超のDX人材育成サービスです。企業や学校への導入のみならず、経済産業省によるデジタル推進人材育成プログラム『マナビDX Quest』や、広島県・山口県などの地方自治体における先端人材育成プラットフォーム構築事業等でもご活用いただいています。スキル計測、スキルアップ講座、コンペティションの3つの機能とユーザーフレンドリーな受講UXを通して社員の学びを促進し、企業のDX推進を人材育成からサポートします。
SIGNATEは、『SIGNATE Cloud』を使ったオンライン学習によるスキル定着から、ご要望にあわせたハンズオンでの実践研修まで、DX人材育成におけるトータルサポートが可能です。また『SIGNATE Cloud』にはテスト機能があり、研修開始前と終了後の受講生のスキル計測を実施し、研修成果の評価を行うことができます。
■『SIGNATE Cloud』は経済産業省「デジタルスキル標準」にも準拠
『SIGNATE Cloud』は、経済産業省が策定した「デジタルスキル標準」に準拠したコースも備えています。「デジタルスキル標準」とは、デジタル技術を活用するために必要なスキルや能力を定義したもので、全てのビジネスパーソンが身につけるべき能力・スキルの標準「DXリテラシー標準」と、DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルの標準「DX推進スキル標準」から成ります。
クラウド技術やデータ分析技術、プログラミング、セキュリティなど、デジタル技術を使った業務が増え、今後ますますデジタル技術が進化する中で、デジタルスキル標準を理解し必要なスキルを身につけることは、企業や個人の生き残りにも直結する重要な課題です。
■SIGNATEについて
SIGNATEは“Empowering Your Potential” をミッションに掲げ、DX推進における「人が足りない」という社会課題の解決を目指すベンチャー企業です。約87,000人(2023年4時点)のAI/データ分析人材が登録する国内最大のデータサイエンスプラットフォーム『SIGNATE』を運営し、企業・行政機関とのマッチングを通して個人に対し「成長」と「活躍」の機会を提供するほか、DX推進のための人材育成クラウドサービス『SIGNATE Cloud』や、オープンイノベーション形式でAI開発/データ分析に挑む『SIGNATE Competition』、国や地方自治体のDX/AI人材発掘・育成プロジェクトなど複数の事業を展開しています。