【お知らせ】SIGNATE、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染対策や治療方針の策定支援のため、データサイエンティストの叡智を結集したチャレンジを開始!

日本最大級のAI技術者・データ分析人材ネットワーク「SIGNATE」 を運営する株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 齊藤 秀)は、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策に寄与すべく、データサイエンティストの叡智を結集し、日本国内のCOVID-19罹患者と患者間の関係データに関する、マシンリーダブルかつデータ分析に適した最大規模のデータセットの構築と、そのデータの分析により導かれる感染実態等のインサイト抽出を目指すプロジェクト「COVID-19チャレンジ」を開始いたします。

▼COVID-19チャレンジ(https://signate.jp/competitions/260

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威を振るい、私たちの暮らしや経済活動に深刻な影響を及ぼしています。感染症対策には、罹患者に関するデータを迅速に収集し公開することが極めて重要です。事実、海外ではECDCなどが、国別の罹患者数や死亡者数などの統計データを一元的に収集し、配信しています。日本国内においても、例えば東京都は最新感染動向をわかりやすく伝えるダッシュボードをいち早く開発し、OSSとして公開するなどの意義のある活動も見受けられます。

しかし、現時点における日本国内のCOVID-19に関する情報は、国や自治体などで配信方針がバラバラであり、テキスト形式やPDF形式、画像形式などの非構造データで配信されているものも多く、一元的・網羅的でマシンリーダブルかつデータ分析可能な状態になっていないのが実情です。
また、罹患者数などの統計データだけではなく、罹患者一人一人に関する感染背景や症状など、できるだけ詳細な情報を網羅的に収集し、データ分析が可能な状態で共有することは、今後の感染対策や治療方針の策定に有用であると考えられますが、このようなデータセットは海外でも未だ公開されていません。

そこで、この度、SIGNATEは、登録いただいている約3万人におよぶデータサイエンティストから有志を募り「COVID-19チャレンジ」を開催いたします。
まず、フェーズ1として、日本国内のCOVID-19罹患者数と患者間の関係データに関する、マシンリーダブルかつデータ分析可能な最大規模のデータセットの構築を目指します。
続けてフェーズ2では、そのデータセットを用い、様々な統計学的手法によるデータ分析を実施し、感染実態に迫るインサイト抽出を目指します。

本活動における成果は、営利・非営利を問わず自由に利用可能なライセンス形態で公開予定です。

▼COVID-19チャレンジ詳細
https://signate.jp/competitions/260
●スケジュール
2020年3月19日(木)にチャレンジ開始し、データ整備はCOVID-19の日本国内収束(新規罹患者数0)になった時点まで実施を継続する予定です。

▼SIGNATE(https://signate.jp/)について

「SIGNATE」は、当社が運営するAI開発人材ネットワークです。企業や行政の課題を公開しオープンイノベーションの力でソリューション開発を目指すコンペティションの開催や、データサイエンティスト・AIエンジニア職の求人企業によるスカウト機能など、AI人材不足解消とAIの活用や社会実装に貢献するプラットフォームとして様々な方々にご利用いただいています。

SIGNATEは、今後もAI開発人材ネットワーク「SIGNATE」を基盤としたサービス展開で、AIによる社会変革に貢献してまいります。

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SIGNATEとは

SIGNATEは、社会と企業のDX推進を支援し、日本の成長に貢献することを目指すベンチャー企業です。
日本最大のデータ人材コミュニティ「SIGNATE」では、AI開発コンペティションやDXプロジェクトサポートで個人が才能を発揮できる機会を提供するほか、DX推進のための人材育成クラウドサービス『SIGNATE Cloud』では、社員をDX人材にするための教育を提供しています。

社 名
株式会社SIGNATE(SIGNATE Inc.)
本 社
〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー16F
資本金
1億円
(2024年1月1日時点)
代表者
代表取締役社長CEO 齊藤秀