AI開発・運用、AI人材の育成・採用支援サービスを提供する株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役:齊藤 秀)は、一般財団法人リモート・センシング技術センター(本社:東京都港区、理事長:池田 要)と共同で、インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)が経済産業省事業として実施している「政府衛星データのオープン&フリー化・データ利用促進事業」(以下、「本事業」)の一環として提供する衛星データ活用技術者養成講座「Tellus Satellite Boot Camp」及びe-learning「Tellus Trainer」(以下、2つ合わせて「本講座」)に、協力いたします。
「Tellus Satellite Boot Camp」では、動画教材による事前学習(約4時間)と2日間のトレーニングを通して、衛星データやプログラミングの基礎知識、Tellusを使った衛星データの解析手順、分析実践などを学ぶことが出来る教育を提供します。なお、開催は10月に東京、11月に大阪の2回です。
なお、「Tellus Satellite Boot Camp」は2018年度も開催しており、165名の参加枠に対して1,000名を超える応募がありました。衛星データの解析方法や機械学習への関心の高さを鑑みて、より多くの方に衛星データ解析の知識を習得しTellusを使っていただけるように、今年度は対面での講座のほか、同講座をオンライン完結型で受講できるe-learning「Tellus Trainer」も併せて提供いたします。なお、「Tellus Trainer」の配信には、e-learning及びハンズオン研修で10,000人以上にAI教育プログラムを提供してきた経験から開発している当社のAI人材育成システム「SIGNATE Quest」(2019年10月正式リリース予定)を利用する予定です。
本講座を通じて、衛星データを活用して解析ができる技術者を育成し、「Tellus(テルース)」の利用者となる人材の創出、及び衛星データのビジネス利用の促進に寄与することで、衛星データによる新たな価値創造による日本の経済力強化へ貢献してまいります。
<「Tellus Satellite Boot Camp」の実施概要>
- ■開催体制
- ・主催:経済産業省
・運営:さくらインターネット株式会社
一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)
株式会社SIGNATE
- ■受講対象
- プログラミングスキルを有するIT技術者
- ■開催場所・日時
- ・東京
会場:fabbit 大手町
(東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル3F)
日程:2019年10月26日(土)~27日(日)
申込・詳細:https://tsbctokyo2019.peatix.com・大阪
会場:さくらインターネット株式会社 本社
(大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪タワーA35階)
日程:2019年11月16日(土)~17日(日)
申込・詳細:https://tsbcosaka2019.peatix.com
※場所・日程は変更になる可能性があります
- ■募集人数
- 東京:50名
大阪:30名
※募集人数を超えた場合は抽選といたします。
- ■参加費用
- 無料
- ■講座内容
- 【動画教材による事前学習(4時間)】
・データサイエンス/AI概論
・データサイエンス講座中級編【トレーニング(2日間)】
・衛星データの基礎知識
・JupyterNotebookを使ったTellus上の衛星データ画像解析演習
・衛星データ×機械学習概論
・機械学習における物体検出概論
・物体検出演習
・Tellus相談会
※2018年度に実施した内容に加えて、2019年度は実際にTellusを使った画像解析の演習を行います。
<「Tellus Trainer」の実施概要>
- ■受講対象
- プログラミングスキルを有するIT技術者
- ■受講費用
- 無料
- ■講座内容
- ・「Tellus Satellite Boot Camp」と同内容
- ■提供予定期間
- 2019年11月21日(木)~2020年3月15日(日)
※提供終了日はご利用状況によって前後する場合があります。
- ■お申込み
- https://tellustrainer2019.peatix.com
※上記ウェブサイトで、2019年11月1日(金)から申し込み可能です。
<参考情報>
■衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」について
さくらインターネット株式会社が経済産業省の「政府衛星データのオープン&フリー化・データ利用促進事業」を受託し、開発・運用に取り組んでいる衛星データプラットフォームです。衛星データや衛星データを扱うさまざまなツールの提供、アプリケーションなどの開発環境、衛生データ活用のためのトレーニング及び衛星データ分析コンテストなどの教育コンテンツ、そして衛星データを活用するためのドキュメントを提供するオウンドメディアといった機能を有します。また、Tellusには衛星データに加え、気象、人流などの地上データを順次搭載しています。
本プラットフォームの名称は、宇宙から得られる地上のデータにより豊かな未来を作り出したいという意を込め、大地の女神「Tellus(テルース)」から取っています。
なお、2019年9月30日(月)にバージョンアップデートを実施し、機能追加などを行いました。詳細はTellusのオウンドメディア「宙畑」の記事をご覧ください。
・【Tellus Ver1.2はツール拡充!】 新たにできるようになったことと使い方(宙畑)
https://sorabatake.jp/7342
・Tellus ウェブサイト
https://www.tellusxdp.com/
・Tellusロゴ