AI開発・運用、AI人材の育成・採用支援サービスを提供する株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀)は、企業や大学等に提供するデータサイエンス教材「SIGNATE Quest」を活用した広島工業大学の教育プログラムが文部科学省の第1回「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されたことをお知らせいたします。
【「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」の認定について】
【「広島工業大学」の数理・AI・データサイエンス教育について】
【高等教育期間向けデータサイエンス教材「SIGNATE Quest」について】
高まる大学等のデータサイエンス・AI教育ニーズに、豊富なデータとPBL教材で答える
国のAI戦略2019において「文理を問わず、全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得」することが具体目標として掲げられ、大学等におけるデータサイエンス教育も本格化。教育プログラムの調達・開発ニーズも高まっています。
SIGNATE Questは、国内最大級のデータサイエンスプラットフォームを運営するSIGNATEが開発・提供しているオンラインAI/データサイエンス教育プログラムです。一般的な単元毎かつ積み上げ式の学習スタイルではなく、開発会社視点で作った「リアルな産業課題に基づくケーススタディ形式」のPBL教材で、より実践的な知識と技術を習得することができます。個人・法人それぞれに向けて同名サービスを提供しており、個人向けはリリースから約1年で15,000人以上、法人向けも全社導入企業を含めて20,000人以上が受講しており、そこで得たノウハウを基に、大学等高等教育機関向けにサービス展開を開始いたしました。
広島工業大学のほか、すでに日本工学院専門学校や弘前大学への提供が決まっており、日々新たな教育機関からのお問い合わせをいただいている状況です。また、三井住友海上火災保険株式会社、関西電力送配電株式会社、中国電力株式会社等、全社員のリテラシー向上を目指した企業導入も進んでおり、SIGNATEとしてもAI/データサイエンス教育事業の成長を受け、今後より一層この分野に注力していきます。
《SIGNATE Quest》導入事例
▼三井住友海上火災保険株式会社
▼アルプス システム インテグレーション株式会社
▼広島県によるAI人材開発プラットフォーム「ひろしまQuest」
高等教育機関向け《SIGNATE Quest》の特徴
1. 実践課題に則した学習プログラム
技術毎の単元履修ではなく、開発・分析テーマ毎にモデリングに至るまでのプロセスを可視化し、実践してもらうことで、AI開発の流れが理解できるPBL型の学習プログラムとなっています。基礎講座から実践的に学べる擬似体験講座まで用意されているので、受講者個々人のレベルに合わせて学びを深めていくことができます。
2. 常にアップデートされる豊富な教材
AIに関する知識ゼロの未経験者が最初に学ぶ基礎的なリテラシー教材から、AI/データ分析スキルを更に高めたい方向けのケーススタディ教材まで、幅広くラインナップ。専門性の高い講座や組織における人材育成の取り組みから生まれた講座もあり、一人一人のニーズに合わせた学習をサポートします。
3. ブラウザ上で完結する学習形式
講座と課題はすべてブラウザ上で完結するので、通学も環境構築も必要なし。また、1つのテーマの中でタスクが細分化されているため、スキマ時間に自分のペースで学習を進めていくことができます。
SIGNATEについて
SIGNATEは、2021年7月時点で国内最大50,000名超のAI/データ分析人材が登録するデータサイエンスプラットフォーム。登録ユーザの73%が社会人、27%が学生で、高度な知識・スキルを有する方々のコミュニティとなっています。
機能は主に、実社会のデータ分析課題に挑戦する『SIGNATE Competition』、AI/データ分析のe-learning機能『SIGNATE Quest』、キャリアアップ転職サービス『SIGNATE Delta』、そしてAI/データ分析を学ぶ意欲ある学生のための就活サービス『SIGNATE Campus』の3カテゴリ4サービスで、登録ユーザに対してそれぞれの側面から企業や行政機関とのマッチングを含めた「成長」と「活躍」の機会を提供しています。