AI開発・運用、DX人材育成サービスを提供する株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀、以下SIGNATE)は、データサイエンスプラットフォーム「SIGNATE®」にて、経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が主催する『第6回AIエッジコンテスト』を、本年8月17日(水)より開始したことをお知らせいたします。
IoT社会の到来により、社会で発生しているデータ量が爆発的に増加しており、急増したデータの高度な利活用を促進するには、すべてのデータをクラウドで処理するのではなく、ネットワークの末端(エッジ)で高度かつ低消費電力で情報処理を行う「エッジコンピューティング技術」の確立が求められています。
このような背景のもと、経済産業省、NEDOは、革新的なAIエッジコンピューティングの実現に向けて、優れた技術やアイデア、それらを担う人材を発掘し、新たな人材の当該分野への参画を促すことを目的とした「第6回AIエッジコンテスト」を開催します。第5回までとはデータセットを一新し、今回は「車両前方の画像および点群データから3D物体を検出するアルゴリズムの開発とハードウェアへの実装」をテーマに設定しています。
■『第6回AIエッジコンテスト』開催概要
名称 :第6回AIエッジコンテスト(実装コンテスト④) 主催 :経済産業省、NEDO 共催 :株式会社SIGNATE 体制 :ステアリングコミッティ、アドバイザリコミッティの2委員会を設置 内容 :RISC-Vを使用した自動車走行時の画像・点群データによる3D物体検出 評価 :審査により、完成度(定性)、精度(定量)、動作速度(定量)の総合点で評価 表彰 :優秀賞(1位~3位)、審査員特別賞、Web記事賞 1位:100万円, GCPクーポン20万円分, さくらのクラウド20万円分 2位:60万円, GCPクーポン10万円分, さくらのクラウド10万円分 3位:30万円, GCPクーポン5万円分, さくらのクラウド5万円分 審査員特別賞:30万円, GCPクーポン5万円分, さくらのクラウド5万円分 Web記事賞:Amazonギフト券1000円分 ※最大10チーム 参加資格:特になし(個人、団体いずれの参加も可能) 実施期間:2022年8月17日(水)~2023年1月29日(日) ※チーム作成期限は2022年12月31日(土)となります。 備考:Ultra96-V2 FPGAボードを提供予定(提供上限数あり/審査必須) コンテストの詳細はこちら:https://signate.jp/competitions/732
<開発課題>
車両に搭載されたセンサにより取得された画像データと点群データに対して、3Dバウンディングボックスにより物体検出を行うアルゴリズムを作成していただきます。
<実装課題>
開発したアルゴリズムを、RISC-Vチップを搭載したFPGAボードに実装していただきます。
なお、最適化する、処理時間の計測すべき区間は、「メモリ上にロード済の入力データに対して推論処理を実施し、その後、各物体のラベルと3Dバウンディングボックス情報などJSONと等価な情報に変換するまでの時間」とします。
■プレスリリース
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/aiedge/20220819.html
https://www.nedo.go.jp/events/IT_100080.html
■問い合わせ先
NEDO IoT推進部 担当:安茂、村山
Tel:044-520-5211
E-mail: ai.comp@ml.nedo.go.jp
株式会社SIGNATE Sales&Marketing Group 担当:山本
Tel:03-4361-2454
E-mail:ki.yamamoto@signate.co.jp
■SIGNATEとは
SIGNATEは、“Empowering Your Potential” をミッションに掲げ、DXにおける「人が足りない」という社会課題の解決をめざすベンチャー企業です。約70,000人(2022年8月時点)のAI/データ分析人材が登録する国内最大のデータサイエンスプラットフォーム『SIGNATE®』を運営し、企業・行政機関とのマッチングを通して個人に対し「成長」と「活躍」の機会を提供するほか、組織のDXを加速する人材育成SaaS『SIGNATE Cloud』や、オープンイノベーション形式でAI開発/データ分析に挑む『SIGNATE Competition』、国や地方自治体のDX/AI人材発掘・育成プロジェクトなど、複数の事業を展開しています。