開発から育成まで企業のDXをトータルにサポートする株式会社SIGNATE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀、読み方:シグネイト、以下 SIGNATE)は、外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名を対象に、AI/データ人材の活用に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査サマリー
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■調査概要
調査概要:AI/データ人材の活用に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」によるインターネット調査
調査期間:2023年6月23日〜同年6月24日
有効回答:外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
■外部のAI/データ人材の活用を検討している背景、「DXを推進していきたいから」が59.3%で最多
「Q1.あなたのお勤め先で、外部のAI/データ人材の活用を検討している背景を教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「DXを推進していきたいから」が59.3%、「AIが台頭してきているから」が32.4%、「社内にできる人間がいないから」が25.9%という回答となりました。
・DXを推進していきたいから:59.3%
・AIが台頭してきているから:32.4%
・社内にできる人間がいないから:25.9%
・ビッグデータを活用したいから:24.1%
・精度の高い分析・予測を行いたいから:18.5%
・牽引できるリーダーがいないから:16.7%
・社内のデータを活用したいから:16.7%
・その他:1.9%
ー31歳:リソースが足りないから
・わからない/答えられない:7.4%
■外部のAI/データ人材の活用、約7割が「将来予測」の場面で検討
「Q2.外部のAI/データ人材の活用をどのような場面で検討しているか教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「将来予測」が65.7%、「現状把握」が38.0%、「意思決定時」が37.0%という回答となりました。
・将来予測:65.7%
・現状把握:38.0%
・意思決定時:37.0%
・新商品・新サービスの立案:32.4%
・自社商品・サービスの改善:25.0%
・その他:0.9%
ー50歳:AI開発
・わからない/答えられない:6.5%
■約半数が「データの分析や可視化」や「活用するデータの基盤やインフラ構築」の工程で外部のAI/データ人材を活用したいと回答
「Q3.AIやデータ活用において、どの工程で外部のAI/データ人材を活用したいと考えていますか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「データの分析や、可視化」が46.3%、「活用するデータの基盤や、インフラ構築」が45.4%、「活用するデータの収集や、加工」が42.6%という回答となりました。
・データの分析や、可視化:46.3%
・活用するデータの基盤や、インフラ構築:45.4%
・活用するデータの収集や、加工:42.6%
・ビジネス課題の設定や、実現に向けた計画策定:40.7%
・AIの開発:28.7%
・開発したAIのシステム実装:24.1%
・保守運用や、AIの再学習・改善:14.8%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない:4.6%
■AIやデータ活用において外部のAI/データ人材を活用したい工程、「全ての工程の効率化」や「ドキュメント生成」などの声
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、AIやデータ活用において、外部のAI/データ人材を活用したいと考えている工程があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=103)と質問したところ、「全ての工程の効率化」や「ドキュメント生成」など65の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・42歳:全ての工程の効率化。
・46歳:ドキュメント生成。
・61歳:社会全体の方向性。
・57歳:システム開発。
・30歳:品質管理。
・45歳:既存システムの改良。
・56歳:コールセンター対応。
■外部のAI/データ人材活用に対して感じるハードル、「経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」が55.6%で最多
「Q5.あなたは、外部のAI/データ人材活用に対してどのようなハードルを感じますか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」が55.6%、「ドメイン知識があるかどうか判断しづらい」が26.9%、「起用する人材とのコミュニケーションが難しい」が25.0%という回答となりました。
・経歴・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい:55.6%
・ドメイン知識があるかどうか判断しづらい:26.9%
・起用する人材とのコミュニケーションが難しい:25.0%
・どのような人材を募集すればよいのかわからない:23.1%
・多様な専門知識をもつ人材がいない:21.3%
・社内と社外の連携が難しそう:16.7%
・募集しても応募がこなさそう:12.0%
・その他:1.9%
ー52歳:費用が高い
ー50歳:データの機密保持の問題
・特に感じていない:6.5%
・わからない/答えられない:0.9%
■約8割が「コンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービス」に興味
「Q6.あなたは、知見のある業界や対応言語だけでなく、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も事前に把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービスに興味がありますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に興味がある」が35.2%、「やや興味がある」が44.4%という回答となりました。
・非常に興味がある:35.2%
・やや興味がある:44.4%
・あまり興味がない:11.1%
・全く興味がない:2.8%
・わからない/答えられない:6.5%
■AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由、「ミスマッチを防げると感じるから」が70.9%で最多
Q6で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q7.知見のある業界や対応言語だけでなく、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も事前に把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由を教えてください。(複数回答)」(n=86)と質問したところ、「ミスマッチを防げると感じるから」が70.9%、「レベルの高い人材が多そうだから」が51.2%、「実際の実力がわかるサービスは他にないから」が34.9%という回答となりました。
・ミスマッチを防げると感じるから:70.9%
・レベルの高い人材が多そうだから:51.2%
・実際の実力がわかるサービスは他にないから:34.9%
・即戦力として採用できそうだから:19.8%
・募集を出しやすいから:17.4%
・その他:1.2%
・わからない/答えられない:1.2%
■AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由、「マッチングの際の評価基準にできる」や「客観的判断できそう」などの声
Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、知見のある業界や対応言語だけでなく、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの「実力」も事前に把握した上で人材活用することができる、AI/データ人材の紹介サービスに興味がある理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=85)と質問したところ、「マッチングの際の評価基準にできる」や「客観的判断できそう」など54の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・58歳:マッチングの際の評価基準にできる。
・44歳:客観的判断できそう。
・42歳:視野が広がり可能性が広がる。
・46歳:期待に答えてくれそうだから。
・61歳:豊富な人材から選ぶことができそう。
・57歳:スキルを持った人員を採用出来る。
・55歳:実績データが人材育成や活用法にいかされ、一定の判断基準とするならそれもひとつのデータとして取り込める。
■まとめ
今回は、外部のAI/データ人材活用の検討に関わっている会社員108名を対象に、AI/データ人材の活用に関する意識調査を実施しました。
まず、外部のAI/データ人材の活用を検討している背景として、約6割の企業が「DXを推進していきたいから」と回答しました。また、外部のAI/データ人材の活用を「将来予測」の場面で検討していたり、「データの分析や可視化」、「活用するデータの基盤やインフラ構築」といった工程で活用したいと考えている人が多くいました。一方で、半数以上が「経験・スキルだけでは人材の実力が判断しづらい」といったハードルを感じていることがわかりました。
今回の調査では、AI/データ人材の活用を検討しているものの、「依頼する人材の実力が判断しづらい」というハードルがあることが明らかになりました。今後は、DXの推進に伴い、「ミスマッチの無いAI/データ人材の活用」が重要となってきます。人材活用のミスマッチを防ぐために、データ分析やAI開発のスキルを定量的に測定できるコンペティションの成績や、実務経験などの実力も事前に把握した上で、その企業にとって「最適な人材」を活用できる「AI開発・DXプロジェクト支援サービス」の利用を検討してみるのはいかがでしょうか。
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